変わらないもの。

20年、20年とクドイようですが「今でしょ!」ということで、「20年間変わらないもの」です。 変わらないものはイロイロとあります、診察に使う小器具の半分ぐらいは変わってないのではないでしょうか?この前、お久しぶりに来院された方が「院長先生、変わられました?」と言われましたが、さすがにこれは変わってないです!「いえいえ、変わってないです、太っただけだと思います(笑)」とお答えしました。 DSC_0142

これ、変わってないんですけど、分かりますか?「レントゲン室の戸」です。 そう思って見ると、周りに壁の色と違っていてすこし浮いていますね。今の診療室の壁の色は清潔さを感じる〝白〟ちなみに天井は空をイメージした〝ブルー〟です。前の診察室の壁の色はうすいグレーでした。前の診療所から〝戸〟を持ってきたと言うと?に思われるかもしれませんが、病院のレントゲン室の戸は特別でX線防護の為に中に鉛が入っています。重いです。つまり、この戸ありきでレントゲン室が設計されました。同じように物が先にあって設計された、という物が他にもあります、入り口の〝孔雀の絵〟です。

DSC_0150

この絵は私の祖父が20年前に「安藤歯科医院開院」にあわせて描いて贈ってくれました。今は亡き祖父ですが、寡黙な人でいつも気難しい顔で絵を描いていました。その祖父が医院にこの絵を持って来てくれました「孔雀が羽をひろげるように」という思いをこめて描いてくれたのだと思います。もちろん何も言いませんでしたが、この絵を見るたびにそう思います。

電話をかける
↓